【メンズスキンケア】肌荒れを防ぐ化粧水の正しい選び方【初心者必見】
この記事では、
この記事でわかること
化粧水は何を基準に選べばいいのか
自分に合った化粧水の探し方
肌のタイプや悩みに合わせたおすすめも化粧水
を知ることができます。
<この記事を書いた人>-----------------------------------
tappy
日本化粧品検定1級 取得
化粧品成分検定1級 取得(化粧品成分上級スペシャリスト)
自分磨きの過程でスキンケアをはじめ、高校生のときに
本格的に勉強を始める。
栄養学についても勉強中
ではさっそく化粧水の選び方について解説していきます
化粧水を選ぶときは以下のポイントを押さえましょう。
・肌質に合ったものを選ぶ
・肌の悩みに合わせて選ぶ
・好みの使用感のものを選ぶ
化粧水を選ぶうえで、使用感やデザインも重要ですが、まずは自分の肌質や肌悩みに合った化粧水を選ぶようにしましょう。
肌質というのは、乾燥肌や、脂性肌(オイリー肌)、混合肌、普通肌などの分類です。
自分の肌質が分からないという方は【こちら】でチェックしてみてください。
自分の肌質にあった化粧水を使用することで肌荒れの防止にもつながります。
また、肌悩みというのは、ニキビ等の肌荒れや、加齢によるシワ、毛穴の目立ちなどが挙げられます。
肌悩みというのは、何かの原因によって引き起こされている症状なのでスキンケアによって改善できる場合もあります。
しかし、肌質は生まれ持ったものですので、改善するというよりかは、肌トラブルにならないように肌質に合わせてスキンケアを
行うようにしましょう。
さて、自分にあった化粧水の選び方ですが、肌質、肌悩みに有効な成分が配合されていることが1つの基準になります。
例えば、乾燥肌の方であれば保湿力が期待できるコラーゲンやヒアルロン酸などを配合している化粧水、
日中に日差しを浴びる方は、ビタミンC誘導体を配合した化粧水を使用することで、メラニンによるシミの生成を抑制することにつながります。
化粧品には全成分表示が義務付けられているため,私たち消費者はその化粧品にどのような成分が含まれているかを見ることで
その化粧品に期待できる効果・効能を推察することができます。
では、肌質、肌悩みごとの化粧水の選び方を詳しく見ていきましょう。
『乾燥肌』
乾燥肌の方は全成分表の中でも以下の成分が含まれているか注目してください。
『セラミド』
『ヒアルロン酸』
『コラーゲン』
『アミノ酸』
『エクトイン』
脂性肌の方にはスーとした清涼感を感じられるエタノール、メタノールが配合されているものや、
毛穴の引き締め効果などが期待できる収れん化粧水がおすすめです。
混合肌の方は、乾燥の期になる箇所に化粧水を重ね付けするなどの対処を取りましょう。
普通肌の方は基本的に自分の肌悩みに合わせて選びと良いでしょう。
では続いて肌の悩みごとに有効な成分と選ぶときのポイントを紹介します。
『ニキビ』
ニキビ等の肌荒れには、消炎作用のある や、抗炎症作用のある が
また、保湿によってニキビを予防することもできますので、今一度保湿を見直すもの良いです。
≪乾燥によってニキビができる流れ≫
(水分不足などの)乾燥すると、皮脂が過剰に分泌されます。皮脂が過剰に分泌されると毛穴に詰まりやすくなりニキビができます。
『加齢によるシワ』
年齢肌には、以下のようなエイジングケア成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。
ナイアシンアミド
プラセンタエキス
フラーレン
ビタミンC誘導体
また、シワにアプローチしたいときは美容液の導入をお勧めします。美容液には化粧水よりも訴求性分を多く含む場合が多いです。
日本で抗シワの効果が認められている成分は2022年現時点で以下の4成分のみです。
ナイアシンアミド
レチノール
また、エイジングケア化粧水は多種の保湿成分を配合している場合が多いので、保湿力が高いのも特徴になります。
『毛穴の目立ち』
男性は特にTゾーンや頬の毛穴に悩まされることも多いかと思います。毛穴は消すことはできませんが、目立たないようにすることはできます。
毛穴の引き締め効果が期待できるのは、『ビタミンC誘導体』です。
また、ビタミンC誘導体はメラニンによるシミの生成を抑制する効果も期待することができます。
日中に紫外線を浴びることが多い方や、しみ予防、毛穴の引き締めにアプローチしたい方は
ビタミンC誘導体を配合した化粧水がおすすめです。
こんな疑問にお答えします。
女性用の化粧水をつかってもいいの?
安い化粧水(プチプラ)でもいいの?
そもそも化粧水は必要ない?
Q. 女性用の化粧水をつかってもいいの?
A. 自分の肌に合っていれば女性用でも問題ありません。
〈解説〉
「一般的に女性に乾燥肌が多く、男性に脂性肌が多い」これが基準となってスキンケアアイテムは開発されていると考えられます。
しかし、ホルモンバランスや個人を取り巻く生活環境(メイクをするか、紫外線をどのくらい浴びるか)も様々であれば、肌質や肌悩みも様々で、
女性と男性で大別できるかというと難しいです。
自分に合った化粧品であれば女性用化粧品であっても問題はありません。また、化粧品業界では女性用のものが圧倒的に種類も豊富ですし、
自分に合ったものが見つけやすいかもしれません。
私も含め、女性用化粧品を使用している男性は多いです。
逆に「皮脂の分泌が多く、水分が少ない」といった一般的な男性の肌質の方で、
数多くの化粧水から選ぶのが難しいと感じるときは男性用化粧品から選ぶと無難でしょう。
Q. 安い化粧水(プチプラ)でもいいの?
A. 化粧水にはそこまでお金をかけなくてもいいというのが私の意見です。
<解説>
最近はプチプラアイテムもバリエーションが豊富なので、自分に合ったものがきっと見つかるはずです。
では、高い化粧品となのが違うのかというと実は値段ほどの差はなかったりします。
高い化粧品には、広告宣伝費など
Q. そもそも化粧水は必要ない?
A. 必須ではないですが、取り入れることをお勧めします。
<解説>
化粧水を使わずに、乳液やクリームなどの保湿系のスキンケアのみを行う方もおられます。
たしかに化粧水は「必須」ではありませんが、化粧水のさらっとしたテクスチャの性質上、肌の有効成分は比較的浸透しやすいです。
また、乳液のみの使用よりも化粧水と乳液(またはクリーム)を使用することで高い保湿力が得られます。
化粧水はその他の美容液などに比べて価格帯が低いことからも、男性にとっては取り入れやすいアイテムなのではないでしょうか。
スキンケアを始めるという方にも化粧水はとてもおすすめです。
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